tripchitoの日記

旅に関する日記

夏休み中に見たドラマPart5

 

韓国ドラマ、チ・ソン主演の「悪魔判事」

チ・ソン演じるカン・ヨハン判事が公開裁判で国民に審判を委ね、奇抜な刑罰を執行していく法廷ドラマ。企業と財団、役人それにおばかな大統領が加担するとんでもない事業。たびたび韓国ドラマでは出てくる貧民街を一掃する改革。これに伴う犠牲者たち。金持ちたちは、どこまでも欲深く醜い。権力を行使して犯罪も平気で挙句罪にも問われない、そんな世の中を正そうと奮闘する正義感のある判事は、悪魔なのか?カン・ヨハンの生い立ちを調べると、やはり彼は悪魔?最後までみると謎がとけてすっきり。★★★★★😄

 

夏休み中に見たドラマPart4

松本清張の「眼の壁」

”壁に耳あり障子に目あり”とはいうが、眼の壁って?それはドラマ最後に

「眼は射影した壁を眺めているにすぎない」と言っている。この意味は、最後までみるとなるほど~となるでしょう。

小泉孝太郎主演、手形詐欺から始まり連続殺人へとつながっていく。1957年に連載され、翌年、単行本、そして映画化されている。かなり昔に書かれたのに今でも通じる所は多々あり、古さを感じない。もちろんスマホやインターネットはないので、そういったものに変わる公衆電話なんかは懐かしさを感じるが・・・。

松本清張の他の小説を読みたくなった。あるいはドラマや映画でもいい。★★★★

 

夏休み中に見たドラマPart3

「マックス・アンガー 揺るぎない瞳」

マックスは、スウェーデン人で会社員だが、ただものではなかった。スウェーデンの通信会社がロシアの同業社を買収、その仲介をする会社の社員なのだが、恋人が外部コンサルタントのロシア人で、あるとき突然失踪する。彼女を探しに、サンクトペテルブルクへ行くが、そこで待ち受けていたのは・・・。ひょろっとしたこのマックスが、見た目よりかなり強くて驚き!実は軍隊で訓練を受けていた!!って、やっぱロシアの脅威ってすごいね~。備えあれば憂いなし。サンクトペテルブルクの見知らぬ土地での共産国ならではの話が興味深い。★★★★かな。

夏休み中に見たドラマPart2

英国スパイサスペンスドラマ「レッド・エレクション」

イギリスのMI5の諜報員ベアトリス(主役の女性)が、元KGB(ロシアのスパイ)から国内でのテロの情報を得て、阻止するために動き出す。デンマークも関わるグローバルなストーリーかと思ったら、ヨーロッパでは、よくある話みたい。面白さは★★★くらいかな。模範タクシーには勝てないな~😃

 

夏休み中に見たドラマPart1

韓国ドラマ「復讐代行人~模範タクシー~」

被害者たちの報われない思いを復讐という形で、代行してくれるタクシーの仲間たち。ちょっとやりすぎ!のときもあるけれど、それよりはるかに痛手を負った被害者たちに比べれば・・・。悪がはびこる社会の中で、正しいやり方ではないが、こういう方法しかないと思わせてしまう法のあり方が問われるドラマだと思う。韓国ドラマによくでてくる「○○財団」っていつも怪しいね~。ストーリーも面白くハラハラドキドキの展開で、16話いっきにみてしまった。

指揮者小澤征爾


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この「終わらない音楽」は、以前読んだ「ボクの音楽武者修行」とほぼ同じ。幼少から現在の小澤征爾氏の伝記のようなもの。現在の部分が2014年あたりまで更新されてはいるが。世界を代表する指揮者になるまでのエピソードが、ユニークに描かれていて、さらっと読める。

革命前夜


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須賀しのぶさんの作品は、初めて。東ドイツに留学する日本人の目からみた分断する国家の悲劇と、そこで暮らす人々はもとより、音楽についての描写が繊細で驚いた。音楽をやっていたのか、感性豊かなのか、最後のページまで、ドキドキしながら読みました。